【正しい車検の価格を解説】4つの車検費用の真実をご存知ですか?

 

車検って必ず必要なものだし、できるだけ安く済ませたい。。でも本当に安さだけで選んでも大丈夫かな?と少し不安も感じています。

たしかに何の費用が安くなっているのかが分からないと不安になりますよね。高いからいい、ということでもないので、選ぶのは難しいかもしれません。

でも、高い料金を支払ったらしっかりやってくれるのは確かですよね?

高いにも、安いにも必ず理由があります。今回は、車検の費用についての内容や、その理由を説明します。その内容を知って頂くことで、車検えらびの基準が分かって頂けます

多くの方が、車検=高いというイメージをもっています。
クルマを安全にのるための検査というのは、わかるけど具体的にどんな点検をしているのか。

車検価格とひと言でいっても、どんな費用を何のために、支払っているのか。

とくに女性やお年寄りのかたは、内容がわからないまま、メーカーに任せっきりって方も多いはず。高いとは思っているけど、よくわからないまま、請求された料金を払っていませんか?正しい車検の価格を知ることが、失敗しない車検えらびのポイントです。

正しい車検の価格とは?車検の実態を知る。

「そもそも、正しい車検の価格ってなに?」
「じゃ今まで受けていた車検は、正しい車検の価格じゃなかったの?」
と疑問をもたれた方もいますよね?

正しい車検の価格とは、車検代のみの料金のことです。

車検を受けたときに支払う料金には、いろんな料金がトータルされています。その中の車検価格だけをピックアップすると、大きくわけて4つあります。

①24ヶ月点検
②完成検査
③車検証期限の更新
④新ステッカー発行

この4つが、車検価格の内容になります。車検に合格するラインに満たしているかの点検などをします。

具体的な金額は、コバックの車検なら、基本料9500円~+印紙代1100円=合計10600円。

これが車検の価格になります。
(※軽自動車の場合。乗用車の場合は10700円。※料金は税別の表示で価格。) 

この費用を2年間で計算すると、月々約440円になります。
コバックはカフェで1ヶ月に1杯コーヒーをのむ料金で車検を受けることができます。

「思っていたより、安くておどろいた!」と思った方も多いのでは?

正しい車検の価格は理解すると、そんなに高くは、ないです。車検の価格=高いというのは一般的についてしまった思い込みなのです。

車検費用とはべつにかかる法定費用と諸費用とは?

でも、実際にそんな格安の値段で車検を受けたことは、ないですよね?
何に関しても、支払いのときにはトータルした料金が提示されます。

その中に、法定費用と諸費用というものがあります。
法定費用は、自賠険の更新料と重量税の税金のことです。

重量税は法によって決められた税金で、クルマをもつ全ての人に納税の義務があります。

この2つはクルマを購入したときも支払っている料金です。
車検を受けたから、発生する費用ではありません。

諸費用は、故障しているところの修理費。
オイル交換などによる、クルマを維持するためのメンテナンス費。

点検し、必要ならばする作業です。

この2つも車検だからかかる料金ではありません。新車でも定期的にオイル交換しますよね?

車検のときにすると、手間や時間がはぶくことができるから、多くのかたが車検のタイミングで行っています。

この2つを一緒に支払うことで、全部ひっくるめて車検価格と多くのかたが思っているのです。

コストをおさえるために、ここをカットしたいと思うかたも多いでしょう。

でもここをすっ飛ばしてしまうと、あとで大きな故障を引き起こす原因となってしまう場合があります。

たとえば、オイル交換をしていなくてエンジンが故障してしまうと、修理費が数十万円とさらに高額になってしまうケースもあり、最悪の場合、廃車ということもありえます。

長期的な目線でみて、コストをおさえるためにも車検と同時に行なっておいたほうが、かしこい選択といえます。ライフスタイルがみんなちがうように、カーライフもそれぞれちがいます。

その時によって、故障するところやメンテナンスするところは変わってきます。車検が高いときは、修理費やメンテナンス費が多くかかる場合があります。

車検代とは別の費用であることを理解すると、車をながく大切に乗ることにつながります。

車検の仕組みを理解して、車検工場を選びましょう。

車検は言ってしまえば、どこでも受けられる。
でも選択肢が多いと、余計にどこにしようか迷いますよね。

じゃ何を基準にえらべばいいの?というところですが、

ズバリ、、、指定工場であるかどうかです。

車検の基本料や印紙代は、受ける工場によってちがいます。だからこそ、〝どこで受けるのか〟がすごく大切。ここで、はずす思いこみは、高い=質のいいサービス。安い=安心できない。料金が高くて、質がいいって普通のことですよね。

問題は、「安くても、質がいいのか」、少なからず、高いにも、安いにも理由があります。同じ車検なのに、なぜ料金に大きな差がでるのか。車検の仕組みの根本を知って、安くて質のいい車検を受けましょう。

陸運局で検査を受ける認証工場が約6万。

自社で検査できる指定工場が、約3万とあります。こんなにたくさんあると、悩みますよね。たとえ安い価格で車検を受けることができても、その後に車が故障すれば、意味がないですよね。

短期的ではなく、長期的にみても安いのか。

逆に車検価格が高いから、ちゃんとやってくれていると安心していても、実際の内訳はどうでしょうか?どんな点検や検査が行われたのか。

保証やシステムはついているのか。

認証工場で検査を受けると、どうしても手間や間接的なムダが多くなってしまいます。陸運局へのクルマの移動にコストや時間もかかります。

そのため、どうしても車検費用が高くなってしまいます。

一方自社で受けられる指定工場は、すべての工程をその工場で済ますことができます。間接的なムダや手間はもちろん。時間もはぶくことができます。

ムダがないので、低コストにおさえることができ、なおかつスピーディーに車検を受けることができます。基本料と印紙代も車検工場によって価格がちがいます。

基本料はベースなので、ここが高くなるとすべてが高くなっていきます。工場は指定工場をえらぶのがオススメです。

まとめ

正しい車検の価格は基本料+印紙代のみになります。

コバック車検の価格は、カフェでコーヒーを1ヶ月に1杯飲む料金で車検を受けられる。合計料金だけみると、車検=高いイメージ。

でも、車検の価格そのものは、安いのが真実。基本料と印紙代は受ける工場でそれぞれちがう料金。

正しい価格の内容と車検の仕組みを知ることが、かしこい車検をうけるための近道になります。

物価の値段が上がり続けるこの世の中。

車検は定期的に受けるし、やっぱり安いにこしたことはないですよね。でも安いだけの車検をえらぶのは、大きなリスクがあります。ネットでは安い基本料だけで宣伝して、車検を受けることができた。でもあとになって故障し、結果的に大きな出費になる、というトラブルが起こるケースもあるので注意してください。

安心で安全なカーライフをおくるために、絶対の条件として〝安くても安全〟である車検をえらんでくださいね。