カーエアコンは、なくてはならないアイテムです。ところが、不快な臭いや送風の不具合、異音に悩んでいる方がこの記事に辿り着いたのではないでしょうか?この記事では、エアコン修理の症状や解決法を提案しています。
調子が悪いままのドライブは、苦痛を感じてしまうだけでなく、症状を悪化させてしまう原因になることもあります。
今回は、『エアコンの修理費用の目安』や『故障の症状と原因』などを解説します!この記事を読み終わるころには、問題解決の糸口が見つかるようにお手伝いしていきますね。
エアコンの故障が疑われる症状
「車のエアコンが故障かな?」と思われる症状は、次の5点です。
①冷房の効きが悪い
②暖房の効きが悪い
③風がでない
④不快な臭いがする
⑤異音がする
車のエアコントラブルを抱えたままでは、快適な運転ができないでしょう。
まずはどの症状にあてはまるのか、現状をチェックしてみてくださいね。
①冷房の効きが悪い
『A/Cボタン』をONにしているのに、冷たい風が出てこない場合は、エアコンの故障が疑われます。いつもより「風が生ぬるい」と感じるときにも、なんらかのトラブルが発生している可能性があります。
②暖房の効きが悪い
暖房をつけてしばらく経っても「冷たい風しか出てこない」「車内が暖まらない」という場合は、エアコンの故障かもしれません。
③風がでない
「風量を最大にしても風が出てこない」または「風量がいつもより弱い」と感じるときには、ファンモーターの故障が考えられます。
④不快な臭いがする
エアコンをつけるたびに、鼻をつく嫌な臭いがしているなら『カビ』や『フィルターの汚れ』が疑われます。
⑤異音がする
エアコンから「カラカラ」「キュルキュル」といった、聞きなれない異常な音が聞こえてきたら、ファンモーターの故障やエバポレーターの不具合が起きているかもしれません。
上記のようなトラブルがある状態で放置してしまうと、さらに悪化する場合があります。車のトラブルは、早急に適切な対応をするのがおすすめです。
エアコンが故障する原因は?
エアコンが故障する原因には、いくつかの理由があります。故障原因について詳しく説明していくので、参考にしてみてください。
①冷房の効きが悪い原因
冷房の効きが悪いと感じるときには、おもに3つの原因が考えられます。
『コンプレッサーの故障』
エアコンをONにすると作動するはずの、コンプレッサーが故障しているかもしれません。コンプレッサーとは、エアコンの温度調節を行うための冷媒ガスを圧縮する装置。
故障してしまうと熱が放出されず、冷たい風が出なくなるでしょう。コンプレッサー本体の交換となる可能性があります。
『エアコンのガス不足』
エアコンを冷やすための燃料となるガスが、不足している可能性があります。エアコンの使用で減ることはありませんが、車の振動によって少しずつ漏れてしまうことがあります。ガスを補充することで解決します。
『エアコンのガス漏れ』
経年劣化や部品に亀裂がはいり、ガス漏れが生じる場合があります。部品を交換しないと、エアコンの回復は難しいでしょう。
②暖房の効きが悪い原因
暖房の効きが悪いと感じるときには、おもに2つの原因が考えられます。
『サーモスタットの故障』
暖房の効きが悪い原因として多いのが、サーモスタットの故障です。
サーモスタットは、エンジンがオーバーヒートを起こさないように、冷却水を循環させる装置。サーモスタットに不具合が生じると温度調節がうまくいかず、暖房効果がなくなります。
『クーラント(冷却水)の不具合』
クーラント(冷却水)の不足や漏れ、詰まりなどの不具合で暖房の効きが悪くなることがあります。放置したままにしていると、オーバーヒートを起こしてしまうでしょう。
定期的な補充や交換が必要です。
③風がでない原因
ファンモーターが故障している場合、エアコンの風がでなくなります。また「カラカラ」と異音がすることもあるでしょう。ファンモーターが故障した際には、パーツ交換が必要です。
④不快な臭いがする原因
排ガスや汚れの付着、カビの発生などが理由で、劣化したフィルターから悪臭を放つことがあります。1年または走行距離1万kmが交換の目安といわれています。
⑤異音がする原因
エアコンから異音がする場合、おもに2つの原因が考えられます。
『ファンモーターの故障』
ファンモーターが故障すると、異音がしたり、風が出なくなったりします。
修理やパーツ交換が必要となるので、まずは現状を修理業者に確認してもらいましょう。
『エバポレーター・フィルター汚れ』
エバポレーターに、ホコリや異物が付着した状態で使いつづけてしまうと、異音が発生します。パーツ交換や洗浄で回復するでしょう。
修理費用の相場は?
エアコンの故障が疑われるときは、早めに修理依頼するのがおすすめです。
修理する箇所によって費用は大きく変わってくるので、異常を感じた際には、下記の修理費用の相場を参考にしてみましょう。
コンプレッサーの故障修理 | ¥50,000~10,000 |
エアコンガス補充 | ¥3,000~5,000 |
エアコンガス漏れ・亀裂修理 | ¥20,000~30,000 |
サーモスタットの故障修理 | ¥10,000前後 |
クーラント(冷却水)交換 | ¥5,000 |
ファンモーターの故障修理 | ¥20,000~40,000 |
エアコンフィルター交換 | ¥2,000~5,000 |
カーエアコン修理のよくある質問
車に乗っていると、カーエアコンのトラブルに遭遇することがあるでしょう。ここからは、修理時によく聞かれる質問について解説していきます。
まず、チェックする箇所は?
「カーエアコンの調子がいつもと違う」と感じるときには、まずは単純な操作ミスがないか確認してみるのがおすすめです。
確認するのは『A/Cボタン』と『循環モード』の2カ所。
『A/Cボタン』をONにしないとコンプレッサーが作動しないので、冷たい空気はでてきません。まずは『A/Cボタン』のスイッチが点灯していることを確認しましょう。
次に、循環モードを確認します。『外気導入』になったままの状態では、エアコンの冷えた空気を外へ逃がしてしまいます。『内気循環』へ切り替えましょう。
単純な操作ミスがない場合、ガス漏れやコンプレッサーの故障が考えられます。行きつけのディーラーや修理工場、カー用品店で早めに確認してもらいましょう。
自分で修理できる?
普段から車をいじるのが趣味の方は、エアコンの不具合が発生した場合、修理できる箇所もあるかもしれません。
しかし、修理箇所が分からない場合、ご自身で修理を行うのは更なる故障の原因にも繋がるので、プロに任せることをおすすめします。
フィルター交換などは、ご自身でも実施することが可能です。ホコリやカビなどが原因で、冷風が通りづらくなったフィルターは意外と簡単に交換できます。(フィルター交換の費用目安は1,500~5,000円ほど)
下記の手順を参考に行ってみましょう。
『フィルター交換の手順』
1.車検証でフィルターの形式を確認し、カー用品店やディーラーなどからフィルターを購入する。
2.グローブボックスとフィルターカバーを取り外し、新しいフィルターと交換する。
3.元の手順でフィルターカバーとグローブボックスを戻せば終了。
修理にかかる期間はどれくらい?
エアコンの修理期間は、修理する箇所によって大きく変わってきます。エアコンガスの補充やクーラント(冷却水)、フィルターの交換などは、数時間ほどで終わるでしょう。
それ以外の修理や部品交換になると、3日~1週間程度。部品の在庫がない場合は、取り寄せ対応になるので、さらに日数がかかることを想定しておきましょう。
フィルターのメンテナンスも大切
エアコンフィルターは、定期的な掃除や交換をして快適な車内環境を作りましょう。
空気中のホコリや花粉、カビなどが付着しているエアコンフィルター。汚れたままにしていると、カビや雑菌が原因で不快な臭いがしはじめるでしょう。
グローブボックスを外し、自分で『消臭&洗浄』もできますが、慣れていない方には難しいかもしれません。無理をせず、車検や点検の際に確認してもらうとよいでしょう。
徳島県でのエアコン修理は車検のコバックへ!
エアコンの調子が悪いと、快適なはずの車内環境は、急に居心地の悪い空間に変化してしまいます。
車検のコバックのスタッフは、気持ちのよいカーライフを送っていただけるよう、お客様の悩みに耳を傾け誠意を持って対応します。『自動車の相談所』として、誰でも気軽に立ち寄りやすいお店を目指しているので、まずは気になる箇所を見せていただけませんか?
国家資格のある整備士が、お客様にご納得いただける提案をさせていただきます。
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